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ランディングページの反応率をあげるアイデア10選

投稿日:2018年09月14日

ランディングページは、今や企業のWEBマーケティングにおいて重要な役割を担っています。
Web広告を運用する際、ターゲットのペルソナに沿ったランディングページを作成し、反応率の高い広告運用を行うことは、重要なWEBマーケティング戦略のひとつです。

通常、ランディングページは、単純にサービス内容を紹介するページとは異なり、インパクトのあるキャッチコピーや、きらびやかなビジュアル、事例やお客様の声、キャンペーン訴求などでターゲットとなるユーザーを惹きつける一枚ものの縦長ページとなることがほとんどです。

そのため、通常のWebページを制作する場合とは異なる情報構成やデザイン制作が重要となり、難易度の高いWEB制作技術、制作ノウハウが必要となります。

ただ単にデザインを作れる制作会社のページと、戦略的なランディングページを作れる制作会社のページとでは、アウトプットされる情報が全く異なることを理解するべきです。

なぜなら、ランディングページ制作で重要な要素は、
ライティング(オファー)、情報設計(シナリオ)、デザイン(イメージ)の3つだからです。
それらが適切に表現される事で、反応率の高い、受け皿となるページが出来上がります。
当然、広告をどう配信するかというのも重要ですが、今回は割愛させて頂きます。
ランディングページならではのセオリーを理解してLP制作を行うことをオススメします。

ここでは、ランディングページ制作のプロが実際に行っている、効果的な要素に焦点を当てて、いかにしてユーザーの関心を惹き、目的とするアクションにつなげる方法を一部ご紹介します。

そもそも、なぜランディングページが重要なのか?

これまでのWEBマーケティング手法の大きな流れとしては、SEO対策を行いアクセスを増やして、コンバージョン数を増やすという考え方が主流でした。

しかし、昨今のアルゴリズムの複雑化により、古くから行われてきた強引なSEOの効果が出づらくなったため、手っ取り早く、確実に集客をできる施策として、PPC広告を採用しているというのが実態のように感じます。

これは、成功報酬を謳っていたSEO会社を最近あまり見かけなくなったことにお気づきですか?
その理由を考えるとわかり易いかと思いますが、昨今のSEO対策の難易度が高まっているということです。

これまでSEOにより自然検索で集客をできていたサイトが、アルゴリズムの変化により順位を落としてアクセスを集められなくなったことにより、これまで以上にPPC広告のニーズが高まっていることが、ランディングページ制作が重要視されている1つの理由であると考えています。

PPC広告とは、クリック課金型広告であるため、費用対効果を良くするためには、申込率(CVR)を高めることが重要視されます。

だから、ランディングページの反応率が特に重要だという結論となります。

当社は、古くからランディングページ制作を中心にサービスを提供してきたWEB制作会社として、プロが使っている制作ノウハウを提供し、皆様へ役立つ情報をお伝えしますので、最後まで読んでいただきたいと思います。

今日から使えるテクニックを身に付けて、WEBマーケティングの効率化のお役に立てたらと思います。

■目次
1. 記事トップ
2. オファーを常に視界においておく
3. 長くなる説明をコンパクトに見せる工夫をする
4. 動画を使用したコンテンツ作成
5. 矢印や三角で目線を誘導する
6. あえて要素からはみ出すキャッチコピー
7. QRコードでスマホ用コンテンツへ誘導
8. ファーストビューでインタラクティブなコンテンツを
9. 読み込み状況を可視化
10. 信頼感のあるロゴを並べる
11.メールフォーム一体型ランディングページにする
12.あとがき

1、オファーを常に視界においておく

ランディングページを利用したキャンペーンを展開する際は、特別な値引きであったり、限定商品、プレゼントなど、通常の申込みでは手に入らないオファーを提示して訴求することが多くなります。
しかし、どんなに魅力的なオファーでも、お客さまに気づいてもらえなくては意味がありません。
画面の隅に常に表示するなど、常にお客様の目に入るよう工夫しましょう。

参考URL:https://top.dhc.co.jp/shop/idenshi/10th/

2、長くなる説明をコンパクトに見せる工夫をする

ランディングページを制作する際は、お客さまに営業トークをおこない、興味を持ってもらってなんらかのアクションを起こしてもらうまでに必要な要素を一枚のページにまとめる必要があります。
そのため、結果としてできあがったランディングページが非常に長いものになることがしばしばあります。
これは過去より続いてきた傾向ではありますが、近年はスマートフォンの普及などもあり、あまり長すぎるランディングページは望ましくない場合もあります。
スライダーやアコーディオンなど、表現を工夫することで表示面積を圧縮することで、お客さまによりスムーズに情報を読み進めてもらえるデザインを心がけましょう。

参考URL:https://skinvill.jp/pc/skin-gel-pc-rms01.html

3、動画を使用したコンテンツ作成

テキストと画像だけで伝えられないような要素も、動画を使用することで効果的に訴求することができます。
テキストと画像だけでは長くなりがちな説明も動画であればコンパクトなスペースで説明することができます。
ただし、スマートフォン向けのサイトの場合、お客さまの回線の通信量の消費に気を配っておいた方がよいでしょう。
また、動画を設置することで、ページの滞在時間が伸びます。
意外かと思いますが、ページの滞在時間は、よく読まれているページかどうかの指標になりやすいので、検索エンジン対策、広告スコアアップの為に非常に重要です。
滞在時間が短いことがお悩みの方は、動画コンテンツを用意して、滞在時間を延ばす工夫をすることをおすすめします。

POINT:滞在時間が長いページ=よく読みこまれているページ=検索して辿り着いた方のニーズを満たしている

参考URL:https://www.pokemon.co.jp/ex/pokemonquest/

4、矢印や三角で目線を誘導する

矢印や三角にはお客様の視線を自然にその先に誘導する効果がありますので、特に訴求したい要素の前に矢印や三角を持ってくるとよいでしょう。
また、情報のつながりを明示し、要素をブロック化する役割もありますので、可読性の向上にも一役買ってくれるデザインです。

参考URL:http://www.combi.co.jp/products/chair/nemulila_bedi_sp/

5、あえて要素からはみ出すコピー

枠の中に整然と収まったデザインは見ていて気持ちいいものではありますが、インパクトには欠けます。
もちろん、読みやすいWebページを制作するという観点では整然としていた方が良いのですが、ランディングページのようなインパクトが必要になるWebページの場合、あえて枠からはみ出すような表現をすることで、はみ出た要素を目立たせることができます。
特にインパクトを出したい時、表現の参考にされてください。

参考URL:http://daifuku-osaka.com/recruit/

6、QRコードでスマホ用コンテンツへ誘導

スマートフォンアプリなど、スマートフォンがメインのプラットフォームになるコンテンツでも、PC用のランディングページを利用して集客することは重要です。
とはいえ、PCでランディングページを見せながら、スマートフォンを操作させる…というのも、お客さまにとってっては障壁が高い行動となりがちです。
QRコードや、アドレスをメールで送信するような機能を導入しておくことで、PCを利用したユーザーを効率的にスマートフォンへ誘導することが可能です。

参考URL:https://cast-baito.com/baito/index.html

7、ファーストビューでインタラクティブなコンテンツを

ファーストビューで簡単なアンケートを実装するなど、お客様にただ読んでいるだけではなく、「操作をした」という体験をしてもらうことで、訴求内容の「自分ごと化」を図ることができます。
とはいえ、あまり複雑な選択肢や操作を与えると敷居が高いページとして逆効果になりますので、プルダウンをひとつかふたつかなどのシンプルなものにすることを心がけましょう。
お客さまに操作してもらった内容をもとに、ランディングページの表示内容を変更するといったことも効果的です。

参考URL:https://xn--g52az3b7zerxb.site/

8、読み込み状況を可視化

Webページにアクセスしてきたユーザーにとって、離脱の要因となる要素のひとつに読み込み速度の遅さというものがあります。
とはいえ、この読み込み速度は、ある程度のところまで突き詰めると、あとは削ってしまうとお客さまの目を惹くための機能を削る必要がでてくる等、機能・訴求面とトレードオフの関係となってしまうという側面もあります。
また、読み込み速度はお客さまの環境によって前後するため、いくら読み込み速度の改善を進めたとしても、遅い環境で遅いというのが現実です。
折衷案として、現状どのぐらい読み込みが完了しているのか、お客様に見える形にしておくことで、お客さまがどのぐらい待てばよいのかを可視化でき、ストレスの軽減を図ることで離脱の抑制につなげるアプローチが考えられます。

参考URL:http://charge-spot.net/

9、信頼感のあるロゴを並べる

ブランド力というものは、商品・サービスを売るうえで非常に重要なものです。
立ち上げたばかりの企業であったり、新しい商品・サービスではブランドがまだ確立していないため、すでに市場に出回っている企業の商品・サービスと比較するとどうしても劣後してしまいます。
少しでもお客さまに安心感を与え、信頼感を得るためにできるテクニックとしては、ネームバリューがある取引先のロゴを掲載するなどの手法があります。
言い方は少し悪くなってしまいますが、いわば、「虎の威を借る狐」ですね。
ただ、ネームバリューがある取引先であればあるほど、ロゴの仕様規定などは厳しく定められていることが多いですので、使用する場合は取引先企業にしっかり確認を取っておくことが重要です。
また、そうした取引先が存在しない場合でも、自社のサービスで使用できるクレジットカードのロゴを並べておくだけでも、多少なりとも効果があります。

参考URL:https://juicer.cc/

10、フォーム一体型ランディングページ

お客さまにコンバージョンというアクションを取ってもらうためには、お客様がコンバージョンするまでに必要なアクションをできるだけ減らしてあげることが重要です。
そのための手法のひとつとして、ランディングページ自体にフォームを埋め込んでしまうことで、ページ遷移という余計なアクションを減らすというものが挙げられます。
ただし、この場合は、通常のランディングページと異なり、アクセス解析でページ遷移を追いかけるという手法が取れませんので、効果把握という面では不利になります。
フォームへの入力をカウントするような機能を持つアクセス解析も多く存在しますので、必要に応じてうまく利用するようにすると良いでしょう。

参考URL:http://shikinguri-hotline.com/lp1/

あとがき

ランディングページ制作のセオリーをストックして、いざという時に役立てましょう!
実際にランディングページを制作する際は、売りたい商品やプロモーション方法によって、フレキシブルに構成を考える必要があります。
そのため、特定の構成のセオリーが必ずしも利用できるとは限りません。
しかし、セオリーの引き出しは多ければ多いほど、いざという時に適用することができます。
このことは、プロモーションの最適化はもちろんのこと、ランディングページ制作の効率化にもつながります。
ここでご紹介したような要素はもちろんのこと、日頃からWebサイトを見ていて気がついた点があれば、スナップショットを残すなどしてストックしておくことを心がけておくとよいでしょう。すぐには役に立たないとしても、いつか大きな成果につながる取り組みとなってくれることでしょう。
WEBサイトをビジネスに活かしたいという方向けに、お役に立てる情報を今後も発信します。

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