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投稿日:2023年12月13日
皆さん、Webサイトのデータは定期的なバックアップを心がけていますか?
日々の業務や作業に追われる中で、バックアップの重要性を見落としがちです。
しかし、バックアップは予期せぬトラブルに備える上で非常に重要な役割を果たします。
特にWordPressの更新やカスタマイズを行う際には、この作業が欠かせません。
この記事では、バックアップを行うべき理由と具体的な方法について詳しく説明していきます。WordPressを使用している場合、プラグインを利用することでバックアップの自動化が可能です。
定期的なバックアップを行い、安心してサイト運営を行いましょう。
まずは、バックアップを行う理由についてお話しします。
バックアップを行う理由は非常にシンプルです。
万が一の事態に備え、元の状態に迅速に復元できるようにするためです。
これがバックアップの最大の目的です。
Webサイトの運営中には、ページが表示されなくなる、正常に動作しないなどのトラブルが発生することがあります。
これはファイルの誤削除やハッキングなどが原因かもしれません。
このような状況で、バックアップがなければサイトを元の状態に戻すことは困難です。
しかし、バックアップがあれば、いかなる状況でもWebサイトを復旧させることが可能です。
バックアップの重要性はご理解いただけたでしょうか。
次に、バックアップの具体的な方法について見ていきましょう。
バックアップの方法は様々ですが、ここでは特にWordPressを例に取り上げて説明します。
WordPressでは、プラグインを使用するのが最も手軽で効果的な方法です。自動バックアップ機能を備えたプラグインも多く、非常に便利です。
しかし、何らかの理由でプラグインが使用できない場合もあります。そのような場合のために、WordPressサイトの手動バックアップ方法も紹介します。
WordPressでのバックアップは、プラグインを利用するのが最も簡単です。ここでは、特におすすめの2つのプラグインを紹介します。
(画像出典元: https://ja.wordpress.org/plugins/backwpup/)
» BackWPup – WordPress Backup Plugin — WordPress プラグイン
このプラグインは、WordPressサイトの全ファイルとデータベースをバックアップするのに適しています。自動バックアップのスケジューリングも可能です。
バックアップファイルはzipやtar形式で圧縮し、DropboxやS3などの外部サービスに保存できます。無料版の他に、より多くの機能を備えたプロバージョンもあります。
(画像出典元: https://ja.wordpress.org/plugins/wp-dbmanager/)
» WP-DBManager — WordPress プラグイン
このプラグインはデータベースに特化しており、バックアップだけでなく、データベースの最適化や修復、復元、削除などの機能も提供します。自動バックアップも可能です。
手動でのWordPressサイトバックアップ方法です。
バックアップの対象は、ファイルとデータベースの2つです。まずはファイルから。
FTPツールを使用してサーバに接続し、WordPressサイトのファイルをダウンロードします。
全てのファイルをダウンロードすると容量が大きくなるため、必要なファイルのみを選択することもできます。特に以下の3つのフォルダは重要です。
wp-content/themes
テーマが保存されているフォルダです。現在使用中のテーマやインストール済みのテーマが含まれます。
wp-content/plugins
プラグインが保存されているフォルダです。インストール済みのプラグインが全て含まれます。
wp-content/uploads
アップロードされた画像が保存されているフォルダです。日付ごとに分類されています。
次にデータベースのバックアップ方法です。
管理画面から「ツール」メニューの「エクスポート」を選択し、「すべてのコンテンツ」にチェックを入れ、「エクスポートファイルをダウンロード」ボタンを押します。
これでデータベースのバックアップが完了します。
この記事ではWebサイトのバックアップについて解説しました。
WordPressを例に挙げましたが、他のサイトでも基本的な流れは同じです。サイトのファイルやMySQLなどのデータベースを保存することが重要です。
バックアップを効率化する方法は他にもあります。Webサービスやバッチファイルを使用する高度な方法も存在します。
この記事で紹介した方法は初心者にも適していますが、バックアップの基本として十分です。参考にして、効率的にバックアップを行ってください。