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投稿日:2017年01月30日
LPを作る時に参考にすべき、鉄板のレイアウト構成についてご紹介します。盛り込むべき内容についても解説していますので、LP制作時の参考にしていただければと思います。
LPの鉄板レイアウトとして、LPを「ファーストビュー」「ボディ」「クロージング」の3つのパートに分けて解説していきます。
LPのレイアウトを考える時に最も重要なのは、ファーストビューでしょう。ファーストビューとは、スクロールすることなく見られるページ範囲のこと。縦に長いLPのうち、ユーザーがはじめに目にする部分のことです。
ファーストビューはなぜ重要なのでしょうか?その答えはとても簡単です。LPを読み進めてもらえるか否かを、ファーストビューが握っているから。ファーストビューがイマイチだと、ユーザーはすぐに離脱をしてしまうでしょう。逆に、ファーストビューがユーザーにグッと刺さる内容なら、ユーザーは興味を持ってページを見てくれる可能性が高まります。
具体的には、どのようなファーストビューにすればいいのでしょうか?ファーストビューに盛り込むべき要素を順にあげながら、解説していきましょう。
商品やサービスの内容をコンパクトに表現してある文章のことです。ユーザーがはじめに目にする内容なので、ユーザーに刺さるようなキャッチコピーにしなければいけません。
ユーザーはどのようにして、LPに訪問してくれたのでしょうか?例えば、リスティングなどの広告文を見て(クリックして)流入しているケースがあります。またはGoogleで検索をして、LPを見つけて訪問をしてくれたのかもしれません。
いずれにしても、ユーザーは何らかの悩みを抱えているケースがほとんど。キャッチコピーで意識すべきポイントは、この部分にあります。ユーザーの悩みを解決できるとアピールするのです。
LP制作側の気持ちとしては、得てして商品やサービスのアピールをしたいもの。しかしそれでは、ユーザーには刺さらないでしょう。ユーザーの気持ちになって、ユーザーが求めている情報をキャッチコピーに載せるのです。
LPのファーストビューに必要なものとして、トップ画像も欠かせません。
先ほどと同じく、トップ画像もユーザー目線で考えていかなければいけません。キャッチコピーでは、ユーザーの悩みを解決できることをアピールしましたね。トップ画像はこれを補完するような内容にしましょう。
化粧品を扱うLPの場合は、その結果がイメージできる写真を使ってもいいでしょう。もちろん化粧品そのものの写真を使ってもいいのですが、その商品を使った結果を想像できるような訴求感のある商品写真にするようにしてください。
LPは縦長のデザインになるものですが、ユーザーが思い立ったらいつでもコンバージョンしてもらえることが理想です。それはファーストビューも同じ。ボタンなどのコンバージョン要素を配置することを忘れないようにしましょう。
コンバージョン要素はわかりやすく、かつLP全体の邪魔にならないように配置していかなければいけません。ボタンに載せるテキストについても、ユーザー視点から考えることを忘れないようにしてください。
ファーストビューの後は、LPの本体とも言えるボディ部分です。ファーストビューでアピールした内容について、より詳しい情報を提供したり、クロージングに向けて誘導をしていくパートになります。
LPの前半では、キャッチコピーやメイン画像を活用してユーザーの感性に働きかけるように工夫をしてきました。それとは対照的に、ここからは具体的な数値を使ったり、論理的に理解してもらえるつくりにしていきましょう。
ファーストビューでは、こちらが売りたい商品の情報はあまり載せないほうがいいと言いました。ボディ部まで読み進んでくれたユーザーは、すでに商品やサービスに興味を持ってくれています。積極的に詳細情報を出していきましょう。
ユーザーは、LPの冒頭で提示されたメリットが「本当にそうなのか?」と疑っているかもしれません。そういった疑問に一つずつ答えていくよう、ファーストビューやキャッチコピーでアピールした内容を補完したり、証拠を出していくよう意識をしてください。
ウィンザー効果をご存じでしょうか?
ユーザーは、商品を販売している私たちよりも、第三者の情報をより信頼する傾向があります。これをウィンザー効果と呼ぶのですが、LP制作でも活用されています。
具体的には、口コミやお客さまの声などのセクションを設けるのです。商品やサービスを使った第三者の声を入れて、ユーザーに信頼感や安心感を抱いてもらうのです。
第三者の声の他にも、雑誌やオンラインメディアでの掲載実績や、モデルとして著名人を起用することも効果が期待できます。
ページを見てくれているユーザーは、競合する商品やサービスとの違いも気にしています。まずは何と言っても価格です。競合の方が少しでも安いとわかれば、LPをすぐに離脱してしまう危険性があるでしょう。コストについては最大限注意をしながら見せていく必要があります。
商品の機能やサービス内容についても、当然のことながらユーザーは気にしています。競合と比較してどんな点が優れているのか。もし劣っている点があるにしても、それを凌駕するだけのメリットがあるのか。上手にアピールをしていきましょう。
レイアウトの最後にくるのが、クロージングです。LPの冒頭からの流れを完結させて、ユーザーにコンバージョンをしてもらうことが目的のパートになります。ここまでLPを読み進めてくれたユーザーに対して、最後の一押しをしていきましょう。
最後の一押しという言葉を使いましたが、具体的にはどのようにすればいいのでしょうか?
ヒントとしては、期間限定などのお得感を使うことです。いま購入する必要がなければ、コンバージョンをしてもらえませんよね。今だけのお得感を出すことで、ユーザーが購入をする動機付けを後押しするのです。
もう一つ、コンバージョンのハードルを下げることもコツとしてあげられます。ユーザーとしては、商品が自分のイメージと違うことも心配のタネになっているものです。トライアルや返金保証などを組み込むことで、ユーザーは安心してコンバージョンしてくれるようになるでしょう。
コンバージョン要素はクロージングにいたるまでにも配置しますが、クロージングではより重要度が高まります。このセクションで、確実にコンバージョンへとつなげていく必要があるからです。
ボタンやフォームについては、デザインや文言をちょっと変えるだけで大きな違いにつながることを知っておきましょう。LPではA/BテストなどのLPO(LP最適化)が重要と言われますが、コンバージョン要素については特に継続的な改善が行うようにしてください。
LPのレイアウト構成について解説しました。ご紹介した内容を参考にしていただき、効果の上がるLPを作り上げていっていただければと思います。